Staging Tool

ST-SCRIPT-001 / 作:亜郎

7人推奨・6〜8人対応 / 約25〜35分(暫定)

本番、あと17分。

文化祭公演、本番17分前。
主役がいない。

正式正本 v1.1

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あらすじ

文化祭公演、本番17分前。主役がいない。電話にも出ない。音響データは家。机は壊れた。そして客席には、もうお客さんがいる。「あと17分もある」「17分しかない」。本番直前の舞台袖で始まる、青春バックステージ・コメディ。

主役を待つ親友、代役を任される出演者、公演を成立させようとする仲間たち。舞台袖の慌ただしい時間の中で、それぞれの不安が顔をのぞかせます。

この作品の特徴

本番直前の舞台袖が、そのまま舞台に

主役、音響データ、壊れかけた机。次々に起きる問題を、7人のやりとりと最小限の道具で描きます。劇中の17分は、実際の上演時間とは異なります。

笑いの中に、それぞれの怖さ

前半のドタバタから、本番を迎える人の表情へ。怖さを残したまま、舞台へ向かう青春コメディです。

登場人物

ミナト
この公演の舞台監督を担当する生徒。全体を進行する。冷静に見えるが、内心ではかなり焦っている。

ユイ
出演者。リツの親友。リツは必ず来ると信じている。

ハル
出演者。リツの代役候補。軽口が多いが、自分が代役として舞台に立つことには不安を感じている。

ナナ
演出を担当する生徒。現実派。今できることを考え、公演を成立させようとする。

ソウ
音響を担当する生徒。少しズレているが、周囲をよく見ている。

アキ
舞台・大道具を担当する生徒。口数は多くない。本番直前まで壊れかけた机と格闘している。

リツ
出演者。この公演の主役。

※性別・名前は、上演団体に合わせて変更可。

上演補足(終盤の内容を含みます)

本作は7人での上演を推奨する。

6人で上演する場合は、リツを舞台袖からの声のみとし、出演者・スタッフによる兼役等で上演する方法が考えられる。ただし、第7場はリツと他の人物が同じ空間にいること自体が演出上重要なため、可能であれば7人での上演を推奨する。

8人で上演する場合は、照明担当、制作担当、舞台部員などを追加することができる。

性別および役名は、作品の内容を損なわない範囲で変更可。

大道具は机1台、椅子数脚を基本とする。

実際に机を破損させたり、不安定な机を使用したりする必要はない。安全な演技・仕掛けによって「壊れかけている机」を表現すること。

音響機器は実機でなくてもよい。ノートPC、タブレット等の小道具で表現できる。

本作は「舞台袖」を主な舞台としているが、実際の舞台袖を使用する必要はない。

舞台上に仮想の舞台袖を作り、客席方向または舞台奥などを「劇中でこれから公演が行われる舞台」と設定して上演できる。

第7場のリツは、恐怖や不安を完全に克服した人物として演じる必要はない。

「怖くなくなったから舞台へ行く」のではなく、最後まで怖さを残したまま舞台へ向かう。

ただし、この意味を台詞で説明する必要はない。

著作権・利用について

作:亜郎 / 製作・著作:Staging Tool。利用フリーですが、著作権は放棄していません。

性別・役名の変更や人数の調整については、正本の「上演補足」をご確認ください。その他の改変、有料・商用公演、動画撮影・配信、再配布等の詳細な共通利用条件は未確定です。

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